モラハラにさようなら

モラハラから離れるまでの経緯を書きます

長男幼稚園へ

 幾度となく繰り返されるモラハラでしたが、可愛い子ども達の

 おかげで何とか毎日過ごしておりました。

 

 長男が幼稚園に入る年齢になった頃、また一悶着がありました。

 

 当初は近所の幼稚園に行くということでお互い了承していたのですが、

  突然、

 『俺の息子は俺に似て頭いいはずだから、一流の幼稚園に入れるぞ!!』

 と言い出しました。

 

 一流の幼稚園て何だ??と、頭にはてな??しか浮かびませんでした。

 よくよく聞くと、先輩のセレブファミリーのお子さんたちが通っていた

 幼稚園に通わせたいというのです。

 

  それを言い出したのが、もう入園試験を受ける数ヶ月前。

  モラ夫が受けたいと言い出した幼稚園は全て見学や説明会も終了。

  しかもモラ夫が、仲のいい先輩だ!と言い張っていた先輩からは

 もちろん相手にされず、何の情報もいただけず・・・

 (恐らく本当は仲が良かったわけではないと思います)

 

 言い出したら止まらないので仕方なく受験しました。

 第1志望は補欠、それ以外は全て合格しました。

 第1志望の園は家からもかなり遠かったので、正直ほっとしていました。

 しかし第2、第3も歩いて行ける距離ではなく、自転車も持っていなかったので

 バスで行くしかありませんでした。

 

 当時はどこの園も高い倍率で、平均4〜5倍の倍率でした。

 ほとんど何も準備していなかったにもかかわらず合格を持ってきてくれた

 長男を私は誇らしく思っていました。

 

 しかしモラ夫は違いました・・・

 

 (自称仲のいい)知り合いが通っていた幼稚園に通わせたかったらしく、

 キレにキレまくっていました。

 

 『第2、第3希望の幼稚園にいかせたいんだったら交通費は自分で

 どうにかしろよ!』

 と言い捨てました。

 

 下には1歳の次男がいます。

 もちろんその状況でも働きに行くことはできたのですが、

 何よりモラ夫が、私が外に働きに行くことを許さず、外出すらも自由に

 できない状況でした。

 にも関わらず、自分で稼いでこい!と無理難題を押し付けるのです。

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 今ならはっきりと分かります。

 

 なぜ私が自由に外出したり、働きに行くのをモラ夫が極端に嫌がったのか。

 

 外部の人に、真っ当な意見を吹き込まれるのを恐れていたのです。

 つまり、自分の洗脳を解かれては困る。

 

 私に経済力がつくことも嫌がっていたのです。

 『外で働いていない、稼ぎもなく世間一般では全く使い物にならない奴!』

 とよく言っていましたが、その状態に追い込みたかったのです。

 それでモラ夫に服従させようとしていたのです。

 

 

 こう考えるとモラ夫の思考とは本当に怖いものですね。

 それが計算されたものなのか、元々身についていたものなのかははっきりと

 分かりませんが、自然と身に付けていた術のように私は感じました。

 

 

  息苦しさを感じた時はぜひ相談窓口やこちらの本を活用してもらいたいと思います。

 

 身近な人に相談するのもいいと思うのですが、モラハラを知らない人には

 なかなか理解されないことが多いです。

 

 また私もそうでしたが、口に出して相談すること自体、とてもハードルが

 高いと感じる方もいらっしゃると思います。

 そんな時私は本を読むのが1番ハードルが低いと感じ、読み漁りました。

 

 どれもこれも日頃抱いていた違和感について書かれており、涙なしには

 読み進められませんでした。

 どうか、私のような思いをする人が1人でも少なくなるよう、心より

 祈っております。

 私の体験が少しでもお役に立てれば幸いです。